日田観光
九州の小京都とも呼ばれる天領・日田
伯亭若の屋のある豆田町をはじめ日田には魅力的な観光地がたくさんあり、
日田の四大祭りをはじめ年間を通して様々なお祭りも開催されます。
九州の小京都日田をぜひお楽しみください。
日田4大祭り
2月中旬~3月末
天領日田おひなまつり
当館より徒歩で約4分
天領として発展したことにより、掛屋商人などを中心とした町人が経済力を持つようになり、雅やかな町人文化が栄えたと言われています。当時、裕福な町人の間では、女児の誕生を祝い高価な人形などを贈り交わしたり、上方や江戸の土産として人形が集めらたことにより、現在も旧家には江戸から明治、大正にかけての古い人形や、京都屈指の人形師から取り寄せた人形などが残っています。「天領日田おひなまつり」は、古い町割の残る豆田町の町並み保存運動に協力する形で、旧家の一つである草野本家(県指定有形文化財)が、昭和59年に雛人形の一般公開をはじめたのが起こりで、今では豆田地区を中心に市内20箇所余りで公開しています。
天領とは、江戸時代の幕府の直轄領のことです。本来は、明治初期に旧幕府直轄領が天皇の御料(直轄領)になった時、その直轄領を「天領」と呼んでいたものが、さかのぼって江戸時代の直轄領のことも「天領」と呼ぶようになりました。
日田は、「日田往還」と言われるように筑前・筑後・肥前・豊前中津・豊後竹田・府内などに通じる北部九州の交通の要地で、江戸時代には九州に散在する「天領」を治める代官所が置かれていました。当時、九州の3分の1が「天領」だったと言われています。日田代官の中には西国筋郡代に格上げされる者もあり、西国筋郡代は九州諸藩の動向を監視するという役目もあったため、九州における政治・経済の中心地として、九州内のみならず京・大坂・江戸との往来や、日田金と呼ばれるような掛屋商人などの金融業により、繁栄を極めたと言われています。
5月20日過ぎの土・日曜日
日田川開き観光祭
当館より車で約14分
70年以上続く川開きを祝うお祭り。鮎漁解禁と共に初夏の訪れを告げます。毎年5月第3週の土・日に催され、夜の花火大会では、他の土地では考えられないくらい近い場所で上がる花火の迫力に圧倒されます。
7月20日過ぎの土・日曜日
日田祇園祭
当館より車で約8分
毎年7月の第3週木土日に開催される、天領だった江戸時代から続く祇園祭。
日田全体で10基もの山鉾があり、豆田町の古い町並みを処狭しと練り歩く様子は圧巻です。
その他のお祭り
4月15日
御田植祭り
当館より車で約6分
大原八幡宮で行われる郷土色豊かな、田植祭り。(県指定無形民俗文化財)
豆田町
当館徒歩すぐ
天領の町として栄えた往時の繁栄を偲ぶ町並みが残っている、豆田町は「九州の小京都」と呼ばれています。グルメスポットや日田下駄など雑貨店も軒を連ねています。
薫長酒蔵資料館
当館より車で約1分
江戸時代の元禄15年(1702年)に建てられた蔵で今も製造しているクンチョウ酒造の資料館です。見学の後は蔵元ショップやカフェで試飲やお買い物も楽しめます。
咸宜園
当館より車で約4分
江戸時代後期に生まれた儒学者・廣瀬淡窓が日田に開いた日本最大規模の私塾です。日本遺産「近世日本の教育遺産群-学ぶ心・礼節の本源-」のストーリーが日本遺産の第1号認定を受けました。
小鹿田焼の里
当館より車で約25分
江戸時代中期に開窯された小鹿田焼。10軒の窯元が家族で、約300年もの間窯を守り続けています。山の土を川の力を借りて唐臼で砕き、時間をかけた陶器づくりを現在も続けています。